のんぴブログ

声優を目指す研修生のブログです。今まで経験してきたことや普段行っていることについて記載しています。

【今すぐ誰にでもできる!】声優に必要なトレーニング

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こんにちは。のんぴです。

梅雨も明けて本格的に暑くなってきましたね。

今日の記事では、そんな暑い日でも自宅でできる声優に絶対必要な力をつけるトレーニングをご紹介します。

この記事を読めば、あなたの演技力が今の2倍,3倍アップすること間違いなしです!!

 

私は某声優養成所に所属し、現在レッスンを受けながら、日々演技について学んでいる未熟者ではありますが、オーディションを通過した経験もありますので、その経験をもとに皆さんに共有し、切磋琢磨していきたいと思ってます。

 

 

声優に必要なトレーニン

声優に絶対必要なトレーニングと聞いて、発声練習や筋トレを頭に浮かべた人が多いのではないでしょうか?

もちろん、それらも大切ですし、私も日々行っていることです。

しかし、私が今まで演技レッスンを受け、実際に演技してみたり、他の仲間の演技を見て感じた大切なトレーニングがあります。

それは、国語力を鍛えるトレーニング、すなわち『読書』です。

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声優に必要な国語力とは

声優に必要な力はいくつかありますが、その中で1番土台となり、あなたの演技を支えてくれる力は国語力です。

国語力とは何か、義務教育を受けた私たちなら嫌というほどわかると思います。

そう、「このとき傍線部1のときの主人公の気持ちを表すのは次のうちどれか。」

これです!!!これなんです!!!!

「こんな気持ち回答者の私に聞かれても知らん!何の役に立つんだよ!!」

当時、高校生の私はそう思ってました。それが実は…

声優の役に立つんですよ!!!

どうして国語力が必要か

なぜ国語力が必要なのか、ここまで読んで薄々感づいている方もいるかと思いますが、その問いに完結に答えると、「台本を読むから。」です。

台本は基本的に活字の羅列です。

私たち声優は、その活字の海から自分が声をあてる役の個性やどんな場面か、その場面での心情を読み取る必要があります。

もちろん、ト書き(セリフではなくその状況を説明するために書かれている注釈のようなもの)が書かれている場合もありますが、それはごく一部の場面に過ぎません。

 

どんな本を読めばいいのか

結論を言いますと、活字の本であればライトノベルでもビジネス書でもなんでもいいとです。

なぜなら、文字の羅列から筆者が何を読者に伝えたいかを理解することが重要ですし、それが国語力の向上につながるからです。

どれだけ読んでもトレーニングにならないのは「マンガ」です。

もちろん娯楽として読む分には素晴らしいと思いますが、国語力を付けるためには向いていません。

なぜなら、イラストが常にセリフの側にあるからです。

先程も書いた通り、台本には状況を説明してくれる描写は活字の中にしかありません。

分かりやすく状況を説明してくれるイラストはありません。

ですので、演技力を高めるためにも小説など活字の本を読みましょう。

 

まとめ

今回の記事のポイントは以下3点ですので、おさらいしておきましょう。

  1. 演技力を高めるには台本から情報を集める必要がある!
  2. そのためには国語力が必要!
  3. 国語力を高めるためには小説等の活字を読もう!

 

「読書が大事なのはわかったけど、どんな本から読めばいいの?」

という方向けに、1冊おすすめの本を紹介しておきます。

声優魂 (星海社新書)

 

大塚明夫さんが書かれているこちらの本は、声優を目指す上での覚悟や厳しさを教えてくれます。

冒頭、「声優なんてやめておけ」から始まり、終始「声優なんてなるもんじゃねぇ」と書かれていますが、これを読んで「声優になりたい」と覚悟を決められないような人間は声優にはなれない、そう教えてくれるような1冊でした。

これを本人の前で伝えたら「そんなこと言ってないよ、馬鹿野郎。」と言われそうですが、私にとっては、改めて声優を目指そうと決心させられた1冊です。

ぜひ、読んでみてください。