【声が通らない人必見!】よく通る声を出す方法。正しい腹式呼吸の練習できてる?
こんにちは、のんぴです。
『よく通る声が出すのが苦手…』
そう悩んでいる方は意外と多くいます。
特に女性の方が多いのではないでしょうか。
今回の記事ではそんな悩みを解決します。
✓本記事のポイント
通る声の正体とは
通る声の正体は「音圧」です。
読んで字のごとくといった感じですが、圧のある音ということですね。
この「音圧」は演技をする上で非常に重要なポイントです。
なぜなら、音の強弱を調整する際に「音圧」を変化させて調整するためです。
例えば、後ろからトラックが迫ってきている人にかける「後ろ!」と「この漫画の続きってどこにある?」と聞いてきた友人にかける「後ろ!」の強弱には違いがありますよね。
この音の強弱を「音圧」で調整します。
ただ音の大小を調整するだけではこの場面を演じ分けることができません。
ですので、「音圧」というものを理解することは大切で、より音圧の強い声(よく通る声)を出せるようにしておくと、それより音圧の弱い声を出すことが簡単になるので、単純に演技の幅が広がります。
通る声を出すためには
通る声を出すためには正しい腹式呼吸のマスターが必須です。
なぜなら、音圧の強い声を出すためには、
- お腹に空気を貯める
- 腹筋に力を入れる
- 空気を押し出し、ワンポイントに声をぶつける
この3ステップが必要だからです。
②と③については演技を勉強していくうちに自然と身についていきます。
しかし、①のお腹に空気を貯めることというのは最初に意識して身につけないと、日ごろの癖で呼吸をしてしまうからです。
普通の人の多くは普段胸式呼吸をしていると言われています。
胸式呼吸とは息を吸った時に胸(肺)が膨らんで、少し胸を反るような呼吸法です。
ちなみに、腹式呼吸は息を吸った時にお腹が膨らむ呼吸法です。
なぜ腹式呼吸が素晴らしいのかというと、胸に比べて多くの空気を蓄えられ、腹筋を駆使して簡単に息を吐きだすことができるからです。
胸筋を使って力強い声を出そうと思うとかなり難しいですよね…
ですので、腹式呼吸は絶対にマスターしましょう!
お腹に空気を貯めるためのトレーニング
お腹に空気を貯める感覚がわかりづらいのが腹式呼吸の難しいところですが、仰向けになって寝る体制をとることで簡単にイメージがつかめるようになります。
①まずは仰向けになってお腹に手を当てましょう
たいらな床に仰向けになって、手をおへそのあたりに乗せましょう。
②鼻から大きく息を吸ってお腹が膨らんでいるか確認してみましょう
きちんと腹式呼吸ができていればお腹だけが膨らむので、お腹の上に乗せた手でその様子が確認できると思います。
③お腹と同時に胸が膨らんでいないか確認しよう
腹式呼吸が苦手な人の多くはお腹に貯めるはずの空気を肺に貯めていることが多いです。胸が膨らんでいると感じた人はお腹に空気を貯められるように、仰向けの状態でいいので意識して呼吸してみましょう。
④最後に立って横腹に手を当て、立った状態でできるか試してみよう
寝ている状態でうまくできても、立った状態でできるようにならなければ実践で使えないので、立って横腹に両手を当て、しっかりとお腹に空気が貯められているか確認してみましょう。
正しい腹式呼吸ができていれば、お腹が少し横に広がるのが両手で確認できると思います。
上手くできなかった人は、落ち着いてもう一度①~③を実践してみてお腹に空気を貯める感覚をつかんでから④を実践してみましょう。
意識して繰り返せば必ず身に着けることができるので焦らず挑戦してみてください。
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養成所で行っているトレーニングに興味がある方はこちらの記事もご覧ください!