養成所に入る前と入った後のギャップ【実は想像と全く違います。】
こんにちは、のんぴです。
養成所に入所して、2年間経験を積んできました。
入所した当初は想像していたレッスン内容とは全く違い驚いた記憶があります。
声優養成所に通うと、レッスンの内容が想像と違って来なくなる人がたまにいる。
— のんぴ@声優 (@novoicenolife12) 2020年8月10日
これは声優を「声の仕事」と認識している人に多い。
声優は声優である前に「役者」なので、最初は正しく表現する基礎を叩き込まれます。
それを知らないと、自分の声優のイメージとギャップが生まれてしまう。
私が通っている養成所でも毎年何人かの生徒がいつの間にかクラスからいなくなっているケースがあります。
実際に養成所に通ってみて、「想像していたのと違った!!」とプラスの意味で思えればよいですが、マイナスの意味で思ってしまうと時間とお金の無駄になってしまいます。
この記事を読んで実際の養成所のレッスンを知り、ギャップを無くしましょう!
✓本記事のポイント
養成所に入って最初に行うこと
声優の養成所で行うレッスンにどのようなイメージを持っていますか?
マイク前でのアフレコの練習を想像しますよね。
私も最初はそう思っていました。
実際、養成所に入って最初に行うことは役者になるための基礎トレーニングです。
腹式呼吸の習得に始まり、正しい発声の方法や活舌のトレーニングや筋トレ等、最初は地味なことも多いです。
私はそれら全てが声優の道に繋がっていると思うだけでワクワクして楽しんで取り組んでいましたが、最初から台本をもらって演技しながら学んでいくことを想像していた人にとっては退屈なメニューに感じるかもしれません。
養成所での基礎トレーニングの内容はこちらの記事に詳しくまとめているので、併せて読んでみてください。
入所後どれくらいで演技できる?
私が実際に台本をもらって演技したのは養成所に入所して半年後のことでした。
それまでは先述した内容のトレーニングを毎週行うといった感じです。
私を指導してくださった先生は、基礎トレーニングを少しでも楽しんでもらおうと考えてくださる先生だったので、基礎トレの中でも演技に直結するようなことを交えて指導していただけました。
そのため私はこの基礎トレーニングを苦だとは全く思わずに行うことができました。
演技経験がある方以外の方は、入所してすぐ演技をさせてもらえるということは少ないと思います。
ですが、それもすべてあなたが目指す「声優」という道に繋がっていることですので、一つ一つ自分の力にするつもりで頑張りましょう!
ギャップを埋めるには
結論としては、「声優」の仕事を正しく理解することです。
声優を目指すみなさんの中に、声優がただ声を出すだけの仕事だと考えている人はいないはずです。
声優はマイク前で声を出す前にキャラの個性やそのシチュエーションを理解し、適切な演技ができないといけません。
演技をするためには、どこにそのセリフをかけるか、どの距離感で発せられているセリフなのか、そういった演技の基礎知識を知る必要があります。
知識を理解していても、実際に正しい呼吸法、正しい発音ができていないといけません。
こういったことがすべて完璧にできて初めてマイク前に立ってアフレコすることができるのです。
ギャップを感じる人の多くはこの過程を知らなかった人たちです。
皆さんはこの記事をよく読んで理解したうえで、ギャップを埋めてから声優の道へ1歩踏み出してくださいね。
また次の記事でお会いしましょう♪